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宮川漆器店 本店工房(宮川家史料館)

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職人の手仕事

職人の手仕事

現代は職人と云う言葉が一つの流行語のように感じます。
私の場合は母親の実家も漆器業を生業とし多くの職人さんの中で幼い頃より体に染みつきながら育ちました。

他の分野の職人と云われるのはどの程度で職人と云われる技術・知識が必要なのか解りませんが漆塗りに携わる職人仕事は非常に多岐に渡り裾野が広く非常に高度な技術や知識、膨大な情報量を必要とします。

また、意外に知られては居ないのですが我々漆器職人が使う道具を作る職人さんもいます。
極、一般的に木製漆器の場合ですが板物と挽き物に分かれます。

次に分野ごとに分かれますが、ここでは高級木曽漆器の加飾までの工程を説明いたします。
木地師から下地師に分かれ中塗り師(下地師・中塗り師も絶滅危惧種)以前は研ぎ師が居ましたが現在では居ません。それから色師(鏡面仕上げ)沈金師か蒔絵師に分かれます。
特に蒔絵師の場合は消し蒔絵師、研ぎ出し蒔絵等に分かれるのです。

一般の方には全く理解出来ないと思いますが一生を掛けても取得できない複雑で高度な技術や知識その日の気温・湿度等が肌で解るだけの年期が必要なのです。